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犯人を推理するためのヒント

  

1.被害者をよく思い出しましょう。

事件現場に入る機会があったのなら、まず被害者に手を合わせましょう。その際、被害者とどんな会話をしたか思い出してみてください。被害者の第一印象は?被害者の口癖は?捜査の始まりには、被害者がどんな人物だったのかを知ることが事件解決の近道です。

 

2.現場保存を大切に。

現場がそのままの状態であれば気づくことも現場検証をすることで、現場のモノの配置等が変わってしまう恐れがあります。極力物品を触らないようにしましょう。触って確認をしたい場合には、現場にいる探偵や警察に聞いてからにしましょう。

3.されて嫌なことはしないようにしましょう。

僕らの探偵FILEでは聞き込みが非常に重要です。しかし、自分がされて嫌なことはしないようにしましょう。 情報を聞き出せなくなってしまうかも・・・・・・

 

4.違和感を解消しましょう。

部屋に入って感じたこと、遺体を見て感じたこと、話を聞いて感じたこと、貴方が感じた違和感は犯人の描いた完全犯罪の綻びです。違和感はメモすることをお勧めします。後から、重要な手掛かりになるかもしれません。 

 

5.ACTを考えるといいかもしれません。

ここで言うACTとは、特定人物の現場不在証明(Alibi)、犯行前後の状況(Context)、事件発生や隠蔽の仕掛け(Trick)のことです。これは犯人が誰か?の特定に至るための土台になります。不在証明は聞き込み、状況は現場検証、仕掛けは証拠品を中心に考えるとわかりやすいかもしれません。

 

6.自分を信じる。

自分を信じてください。あなたは優秀です。きっと解けるはずです。しかし、優秀だからこそ、人がいいからこそ、自分の身が危険に晒されることがあります。一緒に来た仲間、古くからの知り合い、もしかすると犯人である可能性があります。まだ犯人特定がされていない段階での情報共有は、犯人に真相へ近づいていることを教えるだけです。犯人は真相に近づいている者を殺害する蓋然性が高いでしょう。自分を信じ一人で事件解決に向かうことも悪くありません。(最終段階でレポートを提出していただきますが、仲間で推理をしても表彰は個人に与えられます)

一日…いや、一晩という短い時間の中で事件の真相に辿り着くことができるのは、本当にごく僅かの人だけでしょう。無理をせず、雰囲気を楽しむだけでも良いかもしれません。「きっと他の探偵が謎を解き明かしてくれる!」そんな気持ちで臨むことも一つの方法です。

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